宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

尾北訪問

昨日は午後から尾道北高校へ行ってきた。

私は尾北の卒業生なので、

お世話になった先生に挨拶をするためだ。

尾北は公立高校なので、先生の多くは転勤されていた。

幸い一番お世話になった数学の先生がいらっしゃっることを

生徒から聞いていたので、電話をして会いにいった。

教頭先生や、当時国語を教えて頂いた先生も交えて、色々な話しをした。

会話の中で一番うれしかったのは、

「学校と塾が手を取り合って、生徒を育てていこう」

という約束が交せたことだ。

私が学校に勤務をしていたとき、

色々なことが忙しくて、なかなか生徒一人一人と

向き合う時間が取れなかった。

「この生徒はもっと進路について話をしないといけない」

「この生徒は基礎から教える必要がある」

「この生徒にはこの問題集をやらせれば伸びる」

など、それぞれの生徒にこうした方がいい、

という気持ちがあっても、なかなか時間が取れなかった。

私の仕事の能力が足りてなかったのも原因だが、

教員という仕事は本当に忙しかった。

一から十まで何でもやっている。

だから塾が必要だと思った。

学校で補えない部分を塾がカバーすることができれば、

生徒も学校教員も塾も、みんな幸せだ。

そんな気持ちを尾北で話したところ、

一緒に生徒を育てていこう、ということになった。

理解のある先生方の気持ちがすごく嬉しかった。

私は学校の教育を尊重する。

「塾のことだけをやっていればいい。学校は無視しろ!」

という塾もあるようだが、私はそうは思わない。

生徒の居場所はまずは学校だ。

だから、学校の授業が一番身につくように、塾の授業をしている。

様々な学校の生徒を対象にすると、学校に沿った指導が難しい。

宮崎塾が尾道北高校の生徒だけを対象にしているのは、そういう理由もある。

これから学校と連携して、もっともっと母校・尾道北高校を盛り上げていきたい。

「競争」することも必要だが、「共創」することを大切にしていきたい。