昨日は尾道で花火大会があった。
塾から歩いてすぐの海で行われていたので、
花火の1発1発が塾内に響いてきた。
塾の自習室から花火がキレイに見えていた。
昨日はそんな音の中でも普段通り高3の授業。
他の塾に行かなければならない生徒を除いて、
誰ひとり休むことなく、授業に来てくれた。
全員きちんと来てガリガリ勉強していたので偉い。
勉強に対する意識が高い証拠だ。
受験生は花火よりも勉強だ。
というより、勉強だけの生活になってほしい。
何か一つのことだけに集中できる時期は、人生で今しかない。
大人になると生活のことを考えたりしないといけないので、
たった一つのことだけに打ち込み続けることはとても難しい。
「私はあの時期、勉強を全力でやりきった!」
そういう経験が、大人になってから大切になってくるのだと思う。
これから先、誰でも必ず困難なことに直面する。
生きている限り、困難を避けることはできない。
そんなとき、何かをやり遂げた経験があると、
「あのときあんなに頑張れたんだから、今回も絶対大丈夫!」
と、自分に自信が持てるのだと思う。
私自身、そういう気持ちで今まで生きてこれたのだから。
勉強は一つの手段でしかない。
それがサッカーでも、ピアノでも、何でもいいと思う。
大切なのは、
限界ギリギリの全力の全力で頑張り続けた経験、
その経験を積むことだ。
受験を通じて、
努力することの大切さ
頑張ることの大切さ
素直に学ぶ大切さ
など、生きていく上で大切な、いろいろなことを学んでほしい。
そして生徒一人一人に、
幸せな人生を送ってもらいたい。
だから一緒に全力で頑張ろう。今。