宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

かけた恩は水に流せ、受けた恩は石に刻め

私がよく行く定食屋さんがある。

その定食屋さんのハンバーグが絶品で、

ハンバーグがあるときはいつも頼んでいる。

塾を作ってから何度も通っているので、

お店の方々とちょっとした世間話をするようになった。

「これ食べて頑張ってくださいね!!」

と言って頂き、

サービスでカキやブドウを頂いたりしたこともある。

食生活が不規則な私にとっては非常にありがたい。

そして私の体を気遣ってくださる

その気持ちがとってもありがたいのだ。

今、世の中は人と人の繋がりが弱くなっている。

そんな中、定食屋さんの店長と、数学の先生が繋がっている。

なんか面白い。

私はこういうご縁を大切にしていきたい。

日本には約1億2千万人の人がいるが、

一生の中で出会える人の人数はわずかだ。

だから私は出会ってくれた人を大切にしていきたい。

もちろん、生徒も保護者の方も、地域の方も。

定食屋さんの方から頂いた心遣い、

そのご厚意を忘れずにいたいと思う。

もし仮に、その定食屋さんのすぐ隣に、

もっと安くておいしい食べ物屋さんができたとする。

みんながその安い食べ物屋さんに行ったとしても、

それでも私は今の定食屋さんに行くつもりだ。

それが恩を返すということだと思うから。

それが人の道だと思うから。

今まで恩を受けていたにも関わらず、

ちょっと安いからって、

新しい店に行くのはおかしいよね。

かけた恩など、はっきり言ってどうでもいい。

そんなことは覚えておくだけ脳のムダだ。

しかし、受けた恩はずっと大切にしたい。

生徒たちにもそんな大人になってほしい。