宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

センター試験数学ⅡBの抜け道

センター試験の数学ⅡBは計算量が多く、

ゴリゴリの理系であっても満点を確実に取るのは難しい。

数学の苦手な文系の生徒にとっては数学ⅡBはかなり難しいだろう。

ところが、センター試験の数学ⅡBには抜け道がある。

センター試験数学ⅡBは大問4つで構成されており、

最初の2問が必須問題、残りの2問が選択問題だ。

選択問題は

「ベクトル」・「数列」・「統計」・「コンピュータ」

の4つの中から2つを選択して答える。

一般的には「ベクトル」と「数列」を選ぶ。

それは、大学の二次試験で「ベクトル」と「数列」が

出題範囲である大学が多いからだ。

あと、学校の授業で「ベクトル」と「数列」を学ぶからだ。

ところが、二次試験で数学を受けない文系の生徒が

わざわざ周りに合わせて「ベクトル」と「数列」を選ぶ必要はない。

実はここに抜け道がある。

多くの人は知らないことかもしれないが、

「ベクトル」や「数列」に比べ、「統計」は非常に簡単なのだ。

「統計」で覚えることはノート1ページに収まるくらいの量。

90分あれば「統計」の出題範囲をすべて教えることができる。

例えば、「統計」の問題の第一問目は

「平均値を求めなさい」

なのだ。

小学生でもできる。

これに対し「ベクトル」や「数列」は覚えることが多い。

しかも難しい。

だから宮崎塾では、二次試験に数学がいらない生徒に対しては

「統計」を教えることにしている。

「統計」は学校でもほとんど取扱いがなく、他塾でも扱うことは少ない。

だからこそ、宮崎塾はそこをつく。

というか、簡単な分野を選ぶことは当たり前だ。

今、高3文系クラスは確率をやっているが、

それが終われば「統計」を教える。

基本的なことをパッパと教え(覚えることがほとんどない)、

過去問を何年分もガシガシ解いていく。

それでも多分5時間あればすべて終わる。

それだけで「統計」はほぼ満点取れるようになる。

自分で言うのも何だが、

宮崎塾に来ている生徒はすごく得していると思う。

「統計」を真剣に教えてくれる先生なんて少ないから。

さらに何年分もの過去問演習まで含めて「統計」をやる先生なんてほぼいない。

正直な話、先生側からすると「統計」を教えるよりも

「ベクトル」や「数列」を教える方が楽なのだ。

なぜなら、「ベクトル」や「数列」は授業で毎年教えるのに対し、

「統計」は教える機会がないから。

「統計」を教えようとすると、先生自身が1から勉強しないといけない。

だからみんな「統計」を避けるのだと思う。

※ただし、今年度の高1からは、教育課程の変更で統計が必須になる

受験生に時間はない。

宮崎塾の生徒たちが最短で最大の効果が出るよう、応援していきたい。

センター試験まで残り148日、みんなで頑張ろう。