宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

そんなことになっていたのか

先日、高1の生徒と話していて、

衝撃的なことを言われた。

以下、そのときの会話。

生徒「せんせー」

宮崎「どした?」

生徒「私、高校に入ってから一度も数学の宿題を
   解けたことがなかったんです。」

宮崎「えっ??」

生徒「でも、宮崎先生の授業を受けたら
   数学の宿題が初めて自分で解けて、
   すごく感動したんです。」

宮崎「今まで一度も数学の宿題を解けたことがなかったの??」

生徒「はい・・・。
   授業を聞いても全然わからないので、
   宿題を出されても答えを写すことしかできなかったんです・・・。」

宮崎「そうじゃったんか・・・。」

この会話はとても衝撃的だった。

少しくらい解けない問題があるにしても、

基本問題からすべて解くことができなかったとは。

しかも半年間も・・・。

数学や物理は他の科目と違って理解型の教科だ。

だから理解しなければ解くことができないし、

仮に答えを見ながら解いたとしてもすぐに忘れてしまう。

私は数学のプロなのでそのことはよくわかっている。

しかし、基本からすべて理解できないということはないと思っていた。

断片的にわからないところがあっても、

始めの方くらいは理解できているだろうと。

・・・私の認識が甘かった。

う~~む。おそるべし。

そんな生徒もいるという認識を頭の片隅にもって、

もっと生徒目線で授業をしようと思う。

勉強になった(@_@)