宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

反復の力

何事においても、反復することは重要だ。

「犬」という単語を聞いたらすぐにわかるけど

「memorization」という単語を聞いてもわからない。

この差は何か。

それは接触頻度である。

つまり、これまでに何回その単語に出会ってきたか。

小さい頃から「犬」という言葉は何度も聞いてきたはずだ。

だから覚えているし、すぐに思い出すことができる。

「私は頭が悪いので」とか「暗記は苦手なんです」とか、

そういうことを言う生徒がたくさんいるが、

それは違うと私は思っている。

忘れる前にまた覚えてしまえば、忘れることはないのだ。

だから接触頻度を増やす。

覚えられない英単語があるなら、

自分の手にでも書いておけばいい。

それを1日中、時間が空いたときに見れば、絶対に覚えられる。

万が一それで覚えられないなら、1週間手に書いていれば覚えられる。

別に手じゃなくても、

トイレの壁に英単語を書いた紙を張るとか、自分の部屋の壁に張るとか、

手段はいくらでもある。

だから、覚えることができない人は、

頭が悪いのではなく、暗記が苦手なのでもなく、

接触頻度が少ないのだ。

日々、私は経営の勉強もしているが、

接触頻度を増やすことが大切なことを知っている。

だから数をこなしている。

本を読む量もそうなのだが、

良い本に出会ったら何度も繰り返し読んでいる。

経営の話で良いものがあれば、

ipodに入れて何度も繰り返し聞いている。

家と塾を移動しているときとか、

掃除をしているときとか、

いつも耳にイヤホンを突っ込んで経営の話を聞いている。

反復することが大切なことを知っているからね。

ちなみに経営の話は、長いもので3時間以上とかザラにある。

そういう長い話であっても、毎日毎日聞いていれば、

1カ月で100回以上は聞くことができる。

100回以上聞いていると大体の内容を暗記できる。

すごい経営者の考え方をたった1カ月で頭に入れることができれば、

ものすごく成長することができると思う。

ま、その後に実行をしないと意味ないけどね。

さて、長々と書き連ねてきたが、

言いたいことはただ1つ。

暗記に大切なことは接触頻度。

とにかく触れる回数を増やすこと。

才能とか、素質とか、年齢とか、ほとんど関係ない。

私も日々勉強中だが、

覚えるべきことは、みなさんもがんばって覚えていきましょう