高2の文系クラスは授業の最初に小テストを行っている。
前回の授業でやった内容とまったく同じ問題を
数問出題している。
全問正解する生徒と、
ほとんど正解しない生徒がいる。
授業でやった問題と、
まったく同じ問題なのに。
違いは、反復の量だ。
おそらく、全員が1回は復習してくれている。
別れ道はそこからだ。
1回解いたからもういいや、
なのか、
まだ完全ではないのでもう1回解こう、
なのか。
1回で完全になれば、1回解くだけでいい。
3回で完全になるなら、3回解けばいい。
それは人それぞれ。
ただ、完全になるまでは反復する必要がある。
では、完全とは何か。
それは、白紙に何も見ずに解答を再現できるレベル。
早く、正確に、ね。
1回のテスト勉強における反復の量は微々たるものでも、
50回のテスト勉強をした後には大差になっている。
課題がたくさんあって、
時間がないのはよくわかっている。
でも、まだできるはずだ。
まだやれるはずだ。
完全になるまで反復して、
毎回のテストで満点を取ってほしい。
センター試験まであと357日。