勉強をはさみに例えてみよう。
はさみは色々なことに使うことができる。
紙を切ったり、
ロープを切ったり、
木の枝を切ったり。
そういう便利な側面がある一方で、
人を傷つけることもできる。
そして、切れ味がいいほど、
便利になる一方で危険にもなる。
勉強も色々なことに使うことができる。
建物を設計したり、
人の命を助けたり、
世界中の人とコミュニケーションを取ったり。
そういう便利な側面がある一方で、
人を傷つけることもできる。
勉強をするということは、
はさみの切れ味を上げる作業のようなものだと思う。
勉強して勉強して、
知識が増えれば増えるほど、
色々なことが便利になり、有利になる。
ただ、その一方で危険にもなる。
だから、切れ味を上げることと共に、
使い方も学ぶべきだと思うのだ。
東大に進学しても、
全員が幸せになるとは限らない。
学歴がなくても、
幸せな人はたくさんいる。
幸せな人生を歩むかどうかは、
使い方によると思うのだ。
だから、切れ味ばかりを追求しても、
幸せな人生を歩めるとは限らない。
使い方をしっかり学んで、
さらに切れ味を上げれば、
もっと幸せな人生を歩めるのだと思う。
私自身、まだまだ修行中なのだが、
使い方も教えてあげることができて、
切れ味も上げることのできる、
そんな塾であれればと思う。