宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

今年度最後の高3の授業

今日で今年度の高3の授業がすべて終わった。
 
 
次回の授業は新年の一発目、
 
 
元旦だ。
 
 
元旦の授業を含めても、
 
 
センター試験まで
 
 
授業が残り4回になってしまった。
 
 
 
高3の授業では、
 
 
最後に必ず話しをするようにしている。
 
 
そのときの生徒たちの様子を見て、
 
 
生徒たちに必要な話しをするようにしている。
 
 
今日の授業の最後は「あさがお」の話しをした。
 
 
 
あさがおは朝日を浴びると花が咲く。
 
 
太陽の光を浴びることで花が咲くのなら、
 
 
太陽の光を当て続けたらもっと早く花が咲くはずだ、と、
 
 
ある植物学者が考え、実験をした。
 
 
しかし、太陽の光をいくら当て続けても、
 
 
あさがおの花が咲くことはなかった。
 
 
そこで、注意深くあさがおを観察していると、
 
 
夜明け前の「闇と冷気」が関係することがわかった。
 
 
「闇と冷気」に包まれる時間のあいだに
 
 
あさがおは花を開く準備をし、
 
 
朝日を浴びることで一気に花を咲かせるのだ。
 
 
人間も同じだと思う。
 
 
今、君たちはセンター試験直前で、
 
 
不安や焦りで辛いかもしれない。
 
 
でも、この辛い期間は必要な期間なんだよ。
 
 
3か月後に合格という花が咲くために、
 
 
今、「闇と冷気」に包まれる時間が必要なんだよ。
 
 
だから、花が咲くために必要な期間だと思って、
 
 
この辛い期間を最後までがんばろうね。
 
 
 
まぁこんな話し。
 
 
私自身の人生を振り返っても、
 
 
耐えきれないほどの困難があった後に、
 
 
飛躍的な成長があった。
 
 
「闇と冷気」の後にあさがおの花が咲くように、
 
 
辛い期間を乗り越えた先に新しい自分がいるはずだ。
 
 
 
どんなに辛くても、
 
 
乗り越えたその先には、
 
 
きっときれいな花が咲くからね。