宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

国公立大学後期試験を受験する生徒へ

これは今まで誰にも言ったことがないんだけど、
 
 
正直に書くね。
 
 
 
実は、私が26歳のときに、
 
 
それまで勤めていた会社を辞めて
 
 
大阪に学習塾を作ったことがある。
 
 
たった1人で。
 
 
わからないことがたくさんあって、
 
 
ぜんぜん上手くいかなくて、
 
 
結局3カ月で塾は潰れてしまった。
 
 
 
それまで貯めていたお金を使い果たし、
 
 
大企業に勤めていたステータスは無職になり、
 
 
友達と話す気力がなくて疎遠になり、
 
 
本当にすべてを失った。
 
 
 
 
何も食べることができなくなり、
 
 
夜は寝られないのに、
 
 
日中は気絶するくらい眠気が襲ってくる。
 
 
そして、何もしてないのに勝手に体中が震える。
 
 
何もできないから、
 
 
ただただベッドに寝て、
 
 
1日中真っ暗な天井を眺めていた。
 
 
朝も昼も夜も、何日も何日も。
 
 
毎日どうやって死のうかと考えるくらい、
 
 
本当に人生のどん底だった。
 
 
 
これまでこんなに一生懸命がんばって生きてきたのに、
 
 
どうしてすべてを失わなければならないんだろう。
 
 
そう思っていた。
 
 
 
 
それでも少しずつ回復し、
 
 
数カ月かけてようやく社会復帰し、
 
 
日常を取り戻すことができた。
 
 
 
そして、いろんなところで働いてお金を貯めて、
 
 
今の宮崎塾を作った。
 
 
そして、あなたに出会えた。
 
 
 
 
今、当時を振り返ってこう思う。
 
 
『あのときは死ぬほど辛かったけど、
 
 
 自分が幸せになるために必要な経験だった』
 
 
と。
 
 
私に必要な経験だったからこそ、
 
 
あの辛い経験があったのだと。
 
 
 
 
国公立後期試験を受けるあなたは、
 
 
いろんな思いがあると思う。
 
 
そんなときに誰に何を言われても、
 
 
聞けないと思う。
 
 
でも、どうか前を見てほしい。
 
 
あなたがやってきたことは決して無駄ではない。
 
 
きっと、人生のどこかで必要なときがやってくる。
 
 
だから、今は目の前の後期試験に全力を尽くしてほしい。
 
 
 
 
 
ある成功者の方が言っていた。
 
 
『どんなに曲がりくねった道でも、
 
 
 振り返れば成功に向かうまっすぐな道だよ。』
 
 
と。
 
 
 
 
どうかあなたが、
 
 
試験で力を出しきれますように。
 
 
心から応援しています。