宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

共通テストの数学対策

今日は高3の数学授業日。

 

11月中旬から

ひたすら共通テスト対策を行っている。

 

2年前から始まった共通テストの数学は

これまでのセンター試験と大きく異なる。

 

最も大きな違いは「文章量」。

 

数学ⅠA、ⅡBともに

約4割もページ数が増加している。

 

だから、

センター試験よりも

読解のスピードが重要になってくる。

 

それにも関わらず、

教科書や問題集は

センター試験対策でも使っていた

これまで通りのものなので、

数学力だけあっても

なかなか共通テストは解けない。

 

では、どうすればいいか。

 

それは

数学の基礎力をつけた後、

共通テストの形式に

慣れていくしかない。

 

共通テスト特有の会話分や

選択肢を選ぶ形式、

誘導に乗ることなどは

実践演習でつかむのが早い。

 

 

ということで、

授業では

共通テスト本番と同じ形式で

マークシートを用意して、

本番で使う筆記用具と同じものを使って

本番と同じ制限時間で

共通テスト用の実践問題を解いてもらっている。

 

自己採点をしてもらった後

1人1人の答案を見て回り、

全体的にできていない問題や

重要なポイントを解説して、

最後に生徒たちにとって大切な話をする

という流れ。

 

 

これまでの授業で

共通テストの実践問題を

何度も解いてもらっているため、

生徒たちの点数が

回を重ねるごとに上がってきた。

 

 

今回の授業で

私が特に「おぉー!」と思ったのは、

レストランの利益を最大化する文章問題を

ほとんどの生徒たちが解けていたことだ。

 

文章量が多く

設定がわかりにくい問題で、

センター試験対策では

対応できない問題だったにも関わらず

大半の生徒たちが解けていたのだ。

 

私の事前予想では

『この問題設定だと

半分くらいの生徒は解けないだろうなぁ』

だったんだけど、

ほとんどの生徒たちが解けていて

生徒たちの成長に感動した。

 

「マーク数学を解き散らかすより、

少ない問題数でもいいから

ちゃんと復習をした方が絶対に伸びるからね!」

と、マーク数学演習の最初に

生徒たちに伝えたんだけど、

今回のレストランの正答率が高かったのを見て

『ちゃんと復習をしてくれている!』

と嬉しくなった。

 

みんな共通テストの形式に

慣れてきたようで本当に良かった。

 

 

共通テスト本番まであと24日。

 

年末年始も自習室を開けているから

全力で自分を磨いていきましょう!

 

これからまだまだ伸びるからね!!