宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

はたらくということ

最近、「おぉ~、なるほど~」と感心したことがある。

それは『働く』という解釈についてだ。

『はたらく』とは『はたがらくをすること』であると。

はたがらくをする、つまり、はた(相手)が楽をする、ということ。

自分が汗水たらして働いて、

そして相手に楽をさせてあげましょうよ、と。

これはまさに成功する秘訣だと思う。

実は私はこれまでかなり多くの失敗をしている。

ここでは書けない全財産を失うような大失敗もしたし、

たくさんの人に迷惑をかけた。

人生がどん底の時もあった。

今、失敗ばかりしていたあの頃を振り返ると、

自分のことしか考えていなかった。

自分が成功するにはどうするか、

自分がお金をたくさん稼ぐにはどうするか、

自分がすごいと言われるにはどうするか、

などなど、ぜんぶ自分自分自分。

とにかく、自分がよりよくなるには

どうすればいいかばかりを考えていたのだ。

それに対して今はどうか。

今は相手のことばかりを考えている。

相手が成功するにはどうするか、

相手が幸せになるにはどうするか、

相手が笑顔になるにはどうするか。

そういう気持ちで一生懸命働いているから、

開塾したばかりの小さな私の塾に

たくさんの生徒たちが来てくれているのだと思う。

だから、

『はたらく』は『はたがらくをすること』を知ったとき、

とても納得することができた。

これからも人のことを想って、

目の前の相手のことを想って、

一生懸命働いていこうと思う。