目的とは、『何のためにするのか』
目標とは、『目的を達成するための手段』
似ているようだけど、
ぜんぜん違う。
この目的と目標をごちゃごちゃにしてしまうと、
人生につまずいてしまう。
例えば、
「多くの人を助けたいから医者になる」
というのは、
目的が多くの人を助けたい、
目標が医者になる、
ということだ。
この場合、
例えば受験がうまくいかずに医者になれなくても、
看護師になっても多くの人を助けれるし、
介護職について多くの人を助けることもできる。
だから、目的がしっかりしていると、
人生をぶれることなく進むことができる。
逆に、
「医者になる」
とだけ考えて、
目的と目標をごちゃごちゃにしていると、
もし、医者になれなかった場合、
人生につまずいてしまう。
だから、この『なんのために』という目的は
人生の北極星のようなものなのだ。
最近、色々な方にお会いするのだが、
「なんで宮崎塾はいつも満席なのですか?」
というご質問をいただくことがある。
複合的な要因がたくさんあるけど、
大きな要因の一つとして、
宮崎塾を作った目的がちゃんとあるからだと思う。
私の夢は
「1人でも多くの人を幸せにすること」
だ。
これが私の人生の目的。
生きる意味ともいえる。
そのための手段として、
数学を教えることを選んだ。
だから、宮崎塾を作った目的は
「生徒たちを幸せにすること」
なのだ。
では、生徒たちを幸せにするためにはどうすればいいか。
わかりやすい授業をしよう、
自習室を充実させよう、
休憩スペースを用意しよう、
どれだけ疲れていても笑顔で接しよう、
プラスの言葉をかけよう、
良くないことはちゃんと叱ろう、
私が学んできた成功や幸せの法則を伝えよう、
などなど、
やれることは山ほどあるわけ。
もちろん、いつもいつも理想的にできるわけではない。
失敗することなんてたくさんある。
でも、目指しているのだ。
私のその想いに共感してくださる方が、
ありがたいことに尾道には多くいらっしゃるから、
こうして宮崎塾は今も存続できているのだと思う。
たくさんの人を幸せにして、
私がこの世からいなくなるときに、
「ありがとう」
そう言ってもらえたなら、
私が生きた意味はあるのではないかと思う。
これからもブレることなく、
目的を持って、前進していくつもりだ。