宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOG今日できることは今日やる

2013.11.10

面倒なこと、やりたくないこと、

生きているとそんなことがたくさんある。

それは大人でも子供でも同じだ。

何かやりたくないことがあったとき、

選択肢は2つある。

1つ目は、やりたくなくても今やること。

2つ目は、やりたくないので先延ばしにすること。

やりたくないことなので、

先延ばしにしてしまいがちだが、

先延ばしにしてしまうと

どんなことが起こるかを書いてみようと思う。

ものすごく広い会議室で、

たくさんの人が席に座って会議をしているとする。

そのたくさんの人は、なんと全て自分だ。

最前列の一番端の人は、今日の自分。

その隣には、明日の自分。

その隣には、あさっての自分。

そんな具合に、未来の一生分の自分がみんな集まって、

会議をしているのだ。

後ろの方の席になると、

おじさん(おばさん)になった自分、

おじいさん(おばあさん)になった自分も座っている。

議題は、今日の自分がやりたくないことについて。

例えば、今日の自分が宿題をやりたくなかったとする。

今日の自分が言う。

「あのさー、宿題やりたくないんだよねー」

すると明日の自分が言う。

「いやいや、それならオレもやりたくないよ!」

さらにあさっての自分が言う。

「え?君たちがやらないならオレもやらないよ。」

こんな具合にどんどんやりたくないことが次の人に回される。

最終的におじいさんの自分まで回ってきて、

おじいさんの自分がこう言う。

「えぇ~~?ワシがやるの?若い人がやるのがスジでしょ~。」

さらにどんどん次の人に回されて、

死ぬ寸前の自分がこう言う。

「・・・ムリ。こんな状態で宿題なんてできるわけないじゃん。」

そんなこんなで、結局だれも宿題をやりませんでした、と。

何が言いたいか。

今日の自分がやりたくないことは、

未来の自分もやりたくない。

しかも、日にちが経てば経つほど、

やりたくない度合は増していく。

だって、過去の自分がやらなかったツケを、

今の自分が全部取らされるわけだから。

だからね、今日やれることは今日やる方がいい。

では、もし今日の自分が宿題をやったとしたら、

会議室ではこんな会話になるはずだ。

今日の自分
「宿題はやりたくないけど、オレ、がんばってみるよ」

明日の自分
「おおぉおお!!!なんて素晴らしいことを言うんだ!!
 オレも自分のできることを頑張るよ!!」

あさっての自分
「よっしゃ、んじゃ、自分もできることをがんばろう。」

おっさんの自分
「いやー、君たちのおかげで幸せな人生を歩んでいるよ」

おじいさんの自分
「ワシ、幸せ。」

死ぬ寸前の自分
「・・・悔いはない。ありがとう。」

と、まぁ、こんな感じ。

未来の自分にお礼を言ってもらえるように、

やりたくないことでも今やることが大切なんだよ。

今日さぼったら、未来の自分も多分さぼる。

今日がんばったら、未来の自分も多分がんばる。

人生はその連続だ。

そんな妄想をしながら、

今も黙々と本を書く私であった。

がんばれ、今日の自分!!

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