ここ最近、本を書いているのだが、
	なかなか思うように進まない。
	というか、時間をかけている割に、
	ほとんど進んでいない。
	なかなか苦しいのだが、
	なんとか頑張ることができている。
	というのも、
	「挑戦する」とは苦しくて当たり前だからだ。
	最初から上手くいくことなんて、ほとんどない。
	初めて自転車に乗ったとき、
	最初からスイスイ進む人はまずいない。
	何度も転びながら、
	少しずつ上達していくのだ。
	それが挑戦するということ。
	私は数学の本は何度か出版したことがあるのだが、
	文章で構成された本を執筆した経験はまったくない。
	自転車の例で言うと、
	三輪車には乗ったことがあるけど、
	自転車には初めて乗るようなものなのだ。
	だから、転げて当たり前。
	できなくて当たり前。
	それでも、何度も転げながら進んでいくことで、
	最終的には自転車に乗れるようになる。
	ただ・・・、
	それは十分わかっているのだが、
	はっきり言って、
	今、私は転げまくっている。
	というか、
	自転車ってどうやって使うの?
	くらいのレベルにしかない。
	でも、大丈夫。
	何かに挑戦するとき、
	思うようにいかないとき、
	苦しいとき、
	そんなときに、
	心が軽くなる詩がある。
	斎藤一人さんが書いた、
	「仁義」という詩だ。
	私は本の中で出会ったのだが、
	YouTubeに掲載されているので、
	そこから引用したいと思う。
	「仁義」
	たった一度の人生を
	世間の顔色うかがって
	やりたいこともやらないで
	死んでいく身の口惜しさ
	どうせもらった命なら
	ひと花咲かせて散っていく
	桜の花のいさぎよさ
	一度散っても翌年に
	みごとに咲いて満開の
	花の命の素晴らしさ
	ひと花どころか百花も
	咲いて咲いて咲きまくる
	上で見ている神さまよ
	私のみごとな生きざまを
	すみからすみまでごらんあれ
	人生は一度しかない。
	人が後悔するのは、
	失敗したことではなく、
	挑戦しなかったことなのだ。
	だから私はやりたいことに挑戦する。
	できる、できない、じゃなくて、
	まずは挑戦する。
	一度きりの人生、
	満開の桜を咲かせようじゃありませんか。