宮崎塾は少人数制の集団授業をしています。開塾してから９年間、対面授業で基本的な内容や発展的な内容を教えてきました。
少人数制とはいえ、数学や英語が得意な生徒もいれば、苦手な生徒もいます。
得意な生徒は手持ちぶさたになり、苦手な生徒は授業についていくのが精一杯。
どうにかして１人１人に合ったペースで教えることができないかと試行錯誤してきました。
得意な生徒には新しい課題を与え、苦手な生徒には説明を補足したり、質問に答えたりすることで対応してきましたが、それでも１人１人にベストな授業はなかなかできませんでした。そこで考えました！
対面授業でやっている同じ内容を、同じ先生が映像にすることで、生徒たちは自分のペースで学ぶことができるのではないか、と。
得意な生徒は高速で映像を見て学ぶことができ、苦手な生徒は何度も映像を見て学ぶことができます。
そして、対面授業で確認テストを行うことで生徒１人１人の状況を把握することができ、苦手な生徒に対して手厚くフォローすることができます。
また、対面授業で余裕をもって発展的な内容を教えることができるので、反転授業を導入することで理想的な教育ができると考えました。
さらに、万が一ウイルスや災害などで通塾が不可能になったとしても自宅で映像を見ることができ、継続して学び続けることが可能になります。

宮崎塾には、生徒たち全員が座れる自習室を完備しています。
ただ、その利用率は生徒によってバラバラで、毎日自習室を利用してくれる生徒もいれば、あまり自習室を利用してくれない生徒もいます。
当たり前ですが、自習室の利用率が高い生徒ほど成績が良い傾向があります。
だから、生徒たち全員にもっと自習室を利用してもらい、自分の希望する進路に進んでもらいたいといつも思っていました。
そこで！反転授業を導入して、塾の自習室で映像を見てもらうようにすれば、
自習室の利用率は確実に上がると考えました。（有事の際はご自宅で映像を見れるようにします）以上のことから、反転授業を導入しようと考えました。

基本的な内容は映像を使って学習をしているので、
対面授業で入試問題などの発展的な内容を学習することができます。
基本的な内容を使って発展的な内容を学習していくため、
映像での学習内容が定着しやすくなり、基本的な内容をどのように応用していくのかがわかります。
英語では授業内で対話などを導入することで、より実践的な授業を展開することが可能になります。