お知らせ

ピアノ発表会(阪田)

先日、5歳の下の子のピアノの発表会がありました。習い始めて、まだ半年も経っていませんが。

正直なところ、どうなることかと思っていました。家で聞いていると、つっかえたり、同じところを何度もやり直したり、そんな日もあったので。

ところが本番、名前を呼ばれて席を立ち、お辞儀をして席に座り、鍵盤に手を置いて──こちらが息をのんでいる間に、もう弾き始めていました。曲は「きらきら星」。ずいぶん真剣な顔をしていました。堂々としたものです。舞台の上のあの子は、いつもより少し大きく見えました。

うまいか下手かという話ではありません。半年前、あの子はピアノを弾けませんでした。それが今日、人前で曲を弾き終えて、お辞儀をして戻ってきた。

その間にあったのは、毎日少しずつ鍵盤に向かった時間だけです。特別なことは、何もしていません。

その夜寝る前に、「発表会どうだった?」とわざわざ聞いてきました。うまかったよ、と答えましたが、得意げに聞いてきた時点で、答えはもう本人の中にあったのだろうと思います。

毎日嫌がらずに自分から練習する姿を見てすごいなぁと親ながら感心していたのですが、発表会という成果を披露する場所で、堂々と振る舞えた姿を見て、コツコツ続けることの大事さを実感させてくれました。