昨日、高2の文系と理系のクラスで、微分のテストを行った。
合格した生徒もいれば、不合格の生徒もいた。
もちろん不合格の生徒は合格するまで何度でも追試だ。
一定の点数を取るまで、絶対に逃がさない。
そうすることが生徒のためになることを知っているからね。
当たり前のことだが、
合格した生徒は数学の問題をたくさん解いている。
不合格の生徒はあまり数学の問題を解いていない。
で、不合格の生徒は
「私は数学ができない、才能がない。」
と言う。
何が言いたいか。
数学ができない、才能がない、と言う前に
まずはたくさん数学の問題を解けよ、と。
せめて、たくさん問題を解いた後に、
「数学ができません」
と言いいなさい、と。
例えば、私は野球をあまりやったことがない。
体育でやったくらいだ。
そこで私がプロ野球選手に、
「私は野球ができない、才能がない。」
と言ったらどうなるか。
おそらくこう言われるだろう。
「まずは野球をたくさん練習してください。
才能があるかどうかはそれからですよ。」
と。
当たり前だ。
スポーツになると当たり前のことなのに、
なぜか勉強になると当たり前にならない。
数学の練習をあまりしてないのに、
「私は数学ができない」
と思い込んでいる。
なんてもったいない。
人間なので得意、不得意はあると思うが、
まずはたくさん問題を解いてほしい。
話しはそれからだ。