宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOG「安定」とは

2012.10.29

私は大学院を卒業して、

東京の大手電機メーカーに就職した。

誰もが会社名を知っている大企業だ。

その会社を辞めるとき、

「もったいない」

ということを多くの人から何度も言われた。

また、学校の先生を辞めるときも、

「もったいない」

ということを何度も言われた。

大企業や学校に勤めることで得られる

多くの人が言う「安定」というものを捨てて、

今、私は塾を経営している。

「学校の先生に戻らないの?」

「塾経営は不安定じゃない?」

など、色々なご意見をいただくのだが、

私は私の選んだ道に誇りをもっている。

すごく忙しくて毎日目が回っているが、

それでも楽しくて仕方ない。

一生懸命がんばっている生徒たちに囲まれて、

自分の好きな数学を教えることができている。

自分の好きなことを頑張ることによって、

自分の好きな人たちが喜んでくれる。

私にとって、こんなに嬉しいことはない。

「安定」ってそもそも何?

大企業に勤めていたら安定?

そんなことはない。

大企業だってつぶれることはある。

じゃあ「安定」とは何?

それは・・・

自分を磨き続けることだと思う。

コマは一本足だが、

激しく回転することで安定を得ている。

動きを止めてしまうと転げてしまう。

でも、転げてもまた動けば安定する。

じゃあ仮にコマの足が3本だったらどうだろう。

安定はしているが、身動きがとれない。

それに一度転げてしまうと、

起き上がることが非常に難しい。

足が3本もあるから。

だから1本の足で激しく回転することが

もっとも得やすい「安定」なのだ。

つまり、自分自身の足でしっかり立って、

常に自分が向上していくこと、

これが私の考える「安定」だ。

別に組織に属することが悪いと言っているのではない。

組織の中にあっても、自分を磨き続けることが重要なのだ。

今、生徒たちは勉強ということを通して

自分を磨いている。

将来、生徒が安定して過ごせるよう、

自分の足でしっかり立つことができるよう、

一緒になって生徒を磨いていこうと思う

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