宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOGどれだけやり込むか

2014.02.13

高2の難関大文系クラスと文系クラスは、

授業の最初に10分程度の小テストを行っている。

テストの内容は、

前回の授業でやった問題とまったく同じ問題。

ある生徒は毎回全部正解するのに、

別のある生徒は毎回半分くらいしか正解しない。

それは今までの積み上げが違うからでしょ、

って思うかもしれないが、そうではない。

こんなことを書くのは申し訳ないのだが、

宮崎塾に来た当初、

数学の学年順位がほぼ最下位だった生徒がいる。

そして塾に入ってからもしばらくは点数が伸びず、

私は頭を抱えていた。

どんなに一生懸命教えても、

どんなにわかりやすく教えても、

点数が上がらなかったのだ。

でもね。

その生徒が、

今はなんと小テストで毎回満点を取っているのだ。

一方、数学の学年順位が真ん中くらいの生徒が、

小テストで満点を取ることができない。

違いは何か?

今日、毎回満点を取っている生徒に聞いてみた。


「何回同じ問題を解いているの?」

生徒A
「さぁ、わかりません。
 ただ、解き過ぎて答えを覚えています。」

一方、満点を取れない生徒に聞いてみた。


「何回同じ問題を解いているの?」

生徒B
「1回です。」

やっぱりね。

違いはね、やり込みだ。

何回同じ問題を繰り返し解いたか。

これだ。

しかも、同じ問題を繰り返し解くことは、

あまり時間がかからない。

例えば、1回目に20分かかったとしたら、

2回目は10分ほどで解ける。

3回目は5分、

4回目は2分、

というように、

どんどん解く時間は減ってくる。

だから、繰り返し解くことはそんなに大変ではないのだ。

さらに、何回も解いていると、

記憶が定着する。

逆に、1回しか解いていないと、

記憶が定着しない。

記憶がほとんどなくなった状態で2回目を解いても、

また20分かかってしまう。

これはとても非効率。

数学の点数が伸びるかどうか、

それはやり込みにかかっている。

本気で数学の点数を伸ばしたいなら、

何度も何度も何度も、

覚えてしまうくらいまで解くことだ。

努力なくして成功なし。

あなたの人生、あなたが努力するしかない。

ただ、その努力のやり方は

私がちゃんと教えてあげるからね。

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