学校でも塾でも同じだが、
予習、授業、復習、というサイクルで、
生徒は勉強している。
予習、授業、復習の中で一番大切なことは何か?
それは、
ぶっちぎりで復習である。
もちろん、科目にもよるし、勉強のやり方にもよると思うが、
復習さえしっかりしておけば大丈夫だ。
もし、予習をしていなかった場合を考えてみよう。
予習をしていなくても、
授業をちゃんと受ければ、
ある程度理解することができる。
その理解をもとに、
復習でがっちり記憶に残せば、
テストで点数を取ることができる。
次に、もし授業中にウトウトしてしまった場合。
半分くらいノートが取れていないかもしれないし、
授業の内容はさっぱりかもしれない。
それでも、ノートを友達に写させてもらったり、
教科書を読んで自分で理解したり、
先生や友達に質問したりして、
復習でがっちり記憶に残したとしよう。
すると、テストで点数を取ることができる。
次に、復習をしなかった場合。
予習をバッチリして、
授業を集中して聞いて、
授業内容を全て理解できて、
ノートをばっちり書いたとしよう。
でも、まったく復習をしなければ、
記憶にはほとんど残らない。
おそらく1カ月後にはほとんど忘れている。
これでは、テストで点数を取ることはできない。
高校生の勉強において大事なことは、
どれだけ記憶するかということ。
だから、復習がものすごく大切なのだ。
では、復習って、具体的に何をするのか。
それは、やったことを反復すること。
同じ問題でもいい、同じ内容でもいい、
とにかく繰り返すこと。
そうすれば記憶に残るからね。
いまいち偏差値が伸びない生徒は、
復習を怠っている。
逆に、偏差値が伸びている生徒は、
復習を大切にしている。
復習、大切にしていますか?