センター試験まであと52日しかない。
今日から52日前はというと、
大体10月の頭あたりだ。
つまり10月の最初から今日までと同じ時間しか残っていない。
ここからは本当にあっという間だ。
だが、残り52日でも驚異的に点数が伸びることもある。
私が高3のとき、化学が仕上がっていなかった。
マークテストで60点前後は取れるのだが、
そんな点数では希望大学へ行くことは不可能だった。
普段の課題や他の科目の勉強でいっぱいいっぱいで、
結局化学があまりできないまま高3の10月になった。
睡眠を削ることは良くないことだとはわかっていたが、
もう睡眠を削るしか方法が残っていなかった。
起きている時間は全て勉強していたし、
トイレやお風呂にまで公式を書き並べた紙を貼っていたくらいだ。
すき間の時間もすべて勉強をしていた。
10月までの睡眠時間は約5時間だったが、
そこからさらに2時間削ることにした。
そしてその2時間を毎日化学の勉強にあてた。
10月最初からずっと3時間睡眠。
そんなギリギリの生活を毎日続けていたので、
深夜の1時くらいに突然目の前に霧がかかったように真っ白になり、
何も見えなくなったこともあった。
原因不明の腹痛におそわれて病院に行ったこともあった。
医者からは今の生活を止めるように言われた。
それでも私は夜中24時から深夜2時まで化学の勉強を続けた。
誰に何と言われようと、やるしかなかった。
・・・そして2か月後。
11月の終わりごろ。
ちょうど今日くらいの日に、
私は化学のマークテストで初めて100点を取った。
それから化学は毎回ほぼ100点を取れるようになった。
そしてそのままセンター試験本番も100点を取った。
睡眠を削れと言っているのではない。
残り52日しかないが、
まだまだ点数は伸びるということを言いたいのだ。
センター試験本番が近づけば近づくほど、
集中力は高まっていくはずだ。
その集中力を使って、
まだまだこれから点数を伸ばすことができる。
奇跡は極限までがんばった人にしか起きない。
そして毎年奇跡を起こす人は全国に確実にいるのだ。
もし今このブログを読んでくれている人が受験生なら、
あなたが奇跡を起こしてもいいのだ。
長い人生の中であとたった、たった52日。
極限までがんばろう。