昨日、高3全員と個人面談をしたのだが、
予想通りきびしい結果だった。
数ⅠAがかなり難化したのでそこで点数を落としている。
さらに国語も難化したため、点数を落としている。
それで頭が真っ白になって、
できる教科もできなくなっている。
普段取らないような点数を、
多くの生徒が取っていた。
少数ではあるが、
いつも通りの点数を取っている生徒もいれば、
いつも以上の点数を取っている生徒もいた。
しかし、全体で見ると、やはりきびしい結果だった。
泣きながら「志望大学を下げます」と言う生徒。
苦い表情でうなずくことしかできない私。
でも仕方ない。
もう取ってしまった点数は変えられないから。
明日の夕方から、各予備校のホームページ上で
合格確率を判定することができる。
全体平均が下がっているといっても、
きびしい結果には変わりないだろう。
生徒たちには、
「どんな点数であっても、次の試験に向けて勉強するしか
合格確率を上げることはできないんだよ。」
と何度も言ったのだが、
そんなことは生徒本人がよくわかっているだろう。
頭ではわかっているけど、
気持ちの整理がつかないんだと思う。
あんなに一生懸命勉強してきたのに、
毎日毎日勉強しかしてこなかったのに、
模試ではいい点数が出ていたのに、
なんで本番でできなかったんだろう、と。
泣く気持ちもよくわかる。
私はずっと近くで頑張っている姿を見てきたから。
本当に辛い。
しかし、もう前を向いて勉強しなければならない。
受験日は待ってくれない。
志望大学を下げたなら下げたで、
それに向けた勉強をしなければならない。
私立大学の受験なんてすぐに来る。
国公立大学の前期試験はあと1カ月しかない。
辛いけど、もう悲しむのは終わりだ。
軌道修正をして、修正した先で全力を尽くそう。
私にできることは何でもする。
だから、だからあと少しだけ、がんばろうね。