世の中にはたくさんの職業がある。
塾の先生も、警察官も、主婦も、政治家も、
数え上げたらキリがない。
私は運良く天職に巡り会え、
今、塾の先生を楽しくやっている。
塾の先生をやる前に、
私は色々な職業を経験した。
大学時代のアルバイトも含めると、
そこそこな数になる。
そして思ったことがある。
仕事には人間関係が絡んでくる。
お客さんもそうだし、上司や同僚、取引相手など、
実にさまざまな人間関係が存在する。
だから、どんな仕事をするにしても、
本業以外にまず必要なことがある。
それは「人間力」だ。
例えば塾の先生で考えてみよう。
すごく教え方が上手い先生がいたとする。
でも、その先生がいつも悪口を言っていたり、
ムスッとした態度をとっていたり、
だらしない格好をしていたりしていたら、
その先生に生徒は近寄らないだろう。
警察官も、主婦も、政治家も、
どれだけ安全を守ることができても、
どれだけ料理がうまくても、
どれだけ演説がうまくても、
人間力がなければ、人に避けられるはずだ。
最初に書いたが、
多くの仕事には人間関係が絡んでくる。
人間関係が存在する以上、
人に避けられては仕事ができない。
だから「人間力」が必要になるのだ。
人間力があって、その上で本業がプロ。
これが仕事をやっていく上で大切なことだと思うのだ。
私はまだまだ修行中の身だが、
人間力をもっともっとつけていきたい。
どうすれば人間力が上がるのか、
その方法はもうわかっているのだが、
なかなか行動することが難しい。
人間力のある言動を当たり前にできるよう、
今後も努力を続けていこうと思う。