宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOGゆっくりだからこそ見える景色

2025.05.28

娘が保育所に通うようになって

ほんの少しだけ

自分の時間が戻ってきた。

 

『またブログを書こう』

――そう思えたのは

この“少しの余裕”がくれた

心のスペースのおかげかもしれない。

 

子どもが生まれる前の私は

目標を立てたら新幹線のように一直線だった。

最短距離で目的地にたどり着くことが当たり前で

それが“正しい”と思っていた。

 

でも育児が始まってからは

生活のすべてが子ども優先に。

仕事の時間は激減し

以前のようなスピードでは走れなくなった。

 

今年の春、

娘が3歳になり保育所に通い始め

少しだけまた前に進めるようになった。

 

けれど、それはもう“新幹線”ではない。

人生の列車は、いま鈍行列車だ。

 

ちなみに保育所に通い始めた娘は

1ヶ月の半分は熱を出して休んでいる💦

ちなみにちなみに

今日も娘の病院に付き添ってきた💦

 

先日、娘と家の周りの散歩をしていたとき

「お花、きれいだねぇ」

と言われて、

道ばたに咲いている小さな紫色の花に目を向けた。

 

『道ばたの花を見るのなんていつぶりだろう』

 

20代からずっと

仕事一筋で走ってきた。

忙しい、早い、効率的、成果主義。

 

そんな世界の中で

“道ばたの花”に目を向けるなんてこと、

正直なかった。

 

だけど、スピードを落としたことで

気づいたわけ。

 

「目標をすぐに達成する」ことも大切だけれど

「ゆっくりでも歩き続ける」ことには

それとは違う価値があるって。

 

「目標を立てたらすぐに達成する」

――それはすごいこと。

でも、「ゆっくりでも歩き続ける」

――それも、すごいことだ。

 

ゆっくりになった分だけ

見える景色がある。

 

焦らず、今に目を向けて、

歩いていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

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