人生は選択の連続だ。
中学校、高校、大学、就職、とか、
そもそも学校に行くのか行かないのか、
仕事をやるのかやらないのか、
などという大きい選択もあれば、
今日は何を食べるかという小さい選択まで、
人間は常に選択をしている。
よく議論されることが、
AとBの2つの道があるとき、
どちらを選ぶことが正しいのか、ということ。
高校生でよくあるのが、
文系にするのか理系にするのか、
部活を続けるのか辞めるのか、などだ。
これは私の考えだが、
AとBのどちらが正しいかどうかが大切なのではなく、
選んだ道が正しいと思えるくらい努力することが大切なのだと思う。
例えば、勉強のために部活を辞めたとする。
辞めて良かったと思う人もいるだろうし、
逆に、辞めて後悔する人もいるだろう。
その違いは、今が充実しているかどうかだ。
部活を辞めて、
ガシガシ勉強を頑張って毎日が充実していれば、
部活を辞めて良かったと思うだろうし、
だらだらと過ごして毎日が充実していなければ、
部活を辞めるんじゃなかったと思うだろう。
おそらく、
部活を辞めてガシガシ勉強を頑張れる人は、
もし部活を続けていても、
部活も勉強も一生懸命頑張って、
部活を続けて良かったと思うのだと思う。
だから、
AとBのどちらが正しいかどうかが大切なのではなく、
選んだ道が正しいと思えるくらい努力することが大切なのだ。
文理選択や大学選び、さらには就職など、
これからも選択していくことは山ほどある。
そこでたくさん悩んで、
この道を進むと決めたなら、
この道を進んで良かったと思えるくらい、
努力してほしいな、と思う。