お金持ちの人が必ずしも幸せとは限らない。
逆に、お金がほとんどなくても幸せな人もいる。
つまり、お金だけで幸せは決まらない。
では、幸せって何なのか。
人間は社会的な生き物だから、
人と関わらずに生きていくことはできない。
住んでいる家だって、
着ている服だって、
食べている物だって、
他の人が働いてくれたことによって、
自分が手にしているだけだからね。
もし、世の中で自分1人だけになってしまったら、
何十年も生きていくことなんて絶対にできない。
だから、人は人と関わることによって、
生きているのである。
人と関わることで生きているのだから、
幸せは人と関わることの中にある。
自分が人に何かすることによって、
相手が喜んでくれたとする。
すると自分も嬉しいはずだ。
逆に、自分が人に何かすることによって、
相手が悲しんでしまったとする。
すると自分も悲しいはずだ。
だから、自分が喜びたければ、
人を喜ばせることが大切なのだ。
同じように、自分が幸せになりたければ、
人を幸せにすることが大切なのだ。
そう考えていくと、
幸せとはつまり、
人をどれだけ幸せにできたか、
ということになるのだ。
人間という字は、
「人の間」と書く。
幸せは、人と人の間にある。
生徒たちが幸せな人生を歩めるよう、
明日からまた頑張ろうと思う。