宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOG修行だから辛くて当たり前

2014.12.22
センター試験まであと1か月を切り、
 
 
高3生の中には辛くなっている人がいると思う。
 
 
受験にしても、人生の困難なことにしても、
 
 
辛いときの心構えを書こうと思う。
 
 
 
私がサラリーマンをしていたとき、
 
 
出勤するのが嫌で嫌でどうしようもない時期があった。
 
 
朝、目が覚めると
 
 
「また会社に行くのか・・・」
 
 
と、ゆううつになり、
 
 
仕方なく会社に出勤する。
 
 
会社に着くと、
 
 
嵐に巻き込まれるように仕事が終わり、
 
 
ヘトヘトになって家に帰る。
 
 
そして、
 
 
「明日が来なければいいのに」
 
 
と思いながら目を閉じる。
 
 
そしてまた朝が来る。
 
 
その繰り返し。
 
 
毎日が本当に苦痛だった。
 
 
 
その時期、私はいつもこう思っていた。
 
 
『これは修行だ』と。
 
 
修行だから辛くて当たり前。
 
 
毎日こんなに辛くて、
 
 
いい修行しているなって。
 
 
どんなに嫌だろうと、
 
 
目の前の現実は変えられない。
 
 
辛い辛いと思いながら毎日を過ごすより、
 
 
修行だ修行だと思いながら毎日を過ごす方が、
 
 
ちょっとは気持ちが楽になるじゃん。
 
 
だから、辛くなるといつも
 
 
『これは修行だ、これは修行だ』
 
 
と念じていた。
 
 
 
修行って、終わった後にパワーアップするよね。
 
 
格闘マンガでもスポーツマンガでも、
 
 
主人公が相手にボコボコにやられて、
 
 
そして辛い修行に耐えて、
 
 
ものすごいパワーアップをして相手を倒すじゃん。
 
 
あのイメージ。
 
 
この修行が終われば、
 
 
自分はパワーアップするんだって、
 
 
以前の自分よりもはるかにすごい自分になるんだって、
 
 
そう信じて修行を続けていた。
 
 
毎日毎日毎日毎日。
 
 
すると不思議なもので、
 
 
半年くらいすると仕事が楽しくなっていた。
 
 
できる仕事が増えたからというのもあるが、
 
 
それ以上に、
 
 
辛いことに耐える精神力が上がったのだと思う。
 
 
半年前とは見える景色がぜんぜん違っていた。
 
 
 
高くジャンプするためには、
 
 
ひざを曲げて深く沈みこまなければならない。
 
 
それと同じで、
 
 
辛いことがあればあるほど、
 
 
深く沈めば沈むほど、
 
 
より高く羽ばたけるのだと思う。
 
 
 
もし、辛いなって思うことがあったら、
 
 
これは神様が与えてくれた修行なんだと思って、
 
 
この修行が終わればパワーアップするんだと思って、
 
 
1日1日を乗り越えてほしい。
 
 
大丈夫。
 
 
乗り越えられる困難だからこそ、
 
 
目の前に困難として現れるのだから。
 
 
 

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