先週の土曜日、大阪で
「数学教育の未来を考える
AI時代の教師のあり方」
という講演会があり
講師の1人として登壇してきた。
主催は
名城大学教授であり
Focus Gold代表執筆者の
竹内英人先生と
モノグサ株式会社代表取締役の
竹内孝太朗さん。
お二人とも竹内という苗字だけど、
たまたま同じとのこと(笑)。
私は数年前に
竹内先生と一緒に
「授業力を磨く−高校数学編−」
という本を出版したことがあり、
それ以来、ずっと仲良くさせてもらっている。
そのご縁で
「宮崎先生、登壇してくれませんか?」
というご連絡をいただき
引き受けさせていただいた。
竹内先生の理想は
学校も塾も出版も
どの業界も仲良く高め合っていく世界だ。
なので、
登壇者には色々な方がいた。
・灘中学高校の先生
・探求学習の第一人者の学校の先生
・PCを使った実践をされている学校の先生
・河合塾の先生
・私、宮崎
・名城大学教授
・モノグサ代表
という、まさに色々な業界の人が集まって、
どうやったら数学教育の未来がもっとよくなるか
について話した形だ。
実際の講演会の様子↓↓↓
講演会にいらっしゃっていた方は、ざっくり
80%が学校の先生、
15%が塾の先生、
5%が出版やその他の方
だった。
学校の先生がこんなもいらしていて
めちゃくちゃ感動した!
私も学校の先生をしていたことがあるので
どれだけ忙しいかはよくわかっている。
そんな忙しい中、
『もっと良い授業をしたい!』
と思って、聞きに来てくれているわけで。
本当にすごい。
私が話した内容は
『どうしたら生徒たちが
前のめりに授業を受けてくれるか』
ということについて。
宮崎の授業を受けた卒業生や
現宮崎塾生にはわかると思うけど、
私は公式のゴロ合わせや
数学ギャグなどを多用する。
もちろん、スベり倒すこともよくある(笑)。
ただ、生徒たちにとっては
無味乾燥な授業よりも
楽しい授業の方がいいよね、
という信念をもってやっている。
講演会では
そのあたりのことを伝えさせてもらった。
実際に体験してもらうために、
聞いている先生方を生徒に見立てて
授業の実演もした。
宮崎の講演の様子↓↓↓
結構盛り上がったと思う。
(盛り上がったと信じたい!)
そして、講演後に色々な方が話しかけてくれた。
いくつかの中の1つのご意見が
「あれは僕にはできません(笑)」
だった。
まぁ、確かに勇気と覚悟はいるんだけど、
それで生徒たちが楽しく学んでくれるんなら
がんばる価値はあるよって、私は思う。
私が作った
公式のゴロ合わせや数学ギャグの中で
ウケが良かったものを135個
来場された先生方にプレゼントしたので
全国のどこかの授業で
どこかの生徒さんが
「数学って楽しいな」と思ってくれたら嬉しい。
学校の先生も、塾の先生も
教科書などを作っている出版社さんも
「生徒たちにハッピーな未来を歩んでもらいたい」
という同じ想いを持っている。
目的が同じなんだから
『競争』するのではなく『共創』し、
それぞれの場所の情報を共有しながら
より良い教育ができればいいなと思う。
今回の講演が
その未来への1歩になったらと願う。