連日、卒業生が塾に来てくれる。
何人かの集団で来てくれることもあるし、
1人で来てくれることもある。
今日は1人で来てくれた生徒が3人いて、
それぞれの生徒と色々な話しをした。
話していて思ったのは、
当たり前のことなのだが、
大学に行くのは人生の通過点でしかないということ。
大学入試も、大学へ通うことも、
長い長い人生の1部分でしかないということ。
だから、今、宮崎塾に来てくれている生徒たちに、
数学を教えるだけではなくて、
もっと色々な話しをした方がいいな、と思った。
ちなみに、卒業生の1人が面白いことを言っていた。
その内容はこうだ。
「大学に入って数学のことはほとんど覚えてないけど、
先生が授業中にしてくれた話しは良く覚えています」
これ、結構言われる。
学校に勤めていたときの卒業生にも、
覚えているのは雑談だと言われたことがある。
生きていく上で大切な雑談から、
どーでもいい笑い話まで、
結構覚えてくれていたのだ。
ただ、授業時間は限られているので、
どうしても数学を教えることが優先になってしまう。
数学の成績も伸ばしてあげたいし、
生きていく上で大切なことも伝えてあげたいんだけどね。
なかなか難しいところだ。
大学生のときは学生なので、
そこまで辛い経験をすることは少ないと思う。
完全に自立しているわけではないから。
これが社会人になると、
完全に自立しないといけない。
自分の力で生きていかないといけないからね。
嬉しいことや楽しいこともある一方で、
辛いことを経験することもあると思う。
そんなとき、
生徒たちが辛いことを乗り越えれるように、
消えかかった心に火を灯してあげたい。
私自身、死ぬほど辛かったとき、
周りに支えてもらったから乗り越えることができた。
数年後、社会人になった生徒と、
大人の会話ができることを楽しみにしていよう。
最後に、これから受験に挑む後輩へメッセージを書いてもらった。
塾に来てくれてありがとう。
またいつでも話しに来てください(^^)