この数週間で、卒業生が20人ほど来てくれた。
新しい場所で頑張っている話しを聞くととても嬉しく、
そして、こうしてまた塾に来てくれることが本当に嬉しい。
卒業生の数人から、
「先生のブログ、楽しみにしています!」
という激励をもらったので、
がんばってブログを書こうと思う。
私は、来てくれた卒業生に言っていることがある。
それは、
「やりたいと思ったことは全部やった方がいいよ」
ということだ。
どうしてかというと、
経験することで比較材料ができるから、だ。
例えば、
「あなたが好きなお寿司のネタは何ですか?」
と聞かれたとする。
そして、こう答える。
「サーモンです」
と。
さて、なぜサーモンという答えが言えたかというと、
サーモンの他にも、
いろいろなネタを食べているから言えたのである。
マグロもハマチもイクラも玉子も、
いろいろなネタを食べていたからこそ、
その中でサーモンが一番いいと判断ができたのである。
もし、サーモンしか食べていなかったら、
本当にサーモンが一番かどうかなんてわからないからね。
話しを戻そう。
自分に向いている仕事は何かを頭で考えても、
わかるはずがない。
経験がないから。
だから行動するのだ。
例えばアルバイトで、
飲食店の店員をやってみたとする。
それが自分に合わなくて数か月で辞めたとしよう。
次に、ガソリンスタンドのバイトをやってみたとする。
飲食店と比べると楽しいけど、
やっぱり自分に合わなくて辞めたとしよう。
次に、憧れていたコンサートスタッフのバイトをやってみたとする。
芸能人に会えると思っていたのに、
予想以上に肉体労働がきついことがわかり、
これならガソリンスタンドの方が良かったなと思い、辞めたとしよう。
次に、たまたま友達に誘われた塾講師をやってみたとする。
すると、飲食店より、ガソリンスタンドより、コンサートスタッフより、
塾講師が自分に合っていることがわかり、
これが自分の進む道なのだとわかった。
さてここで、
もし何も行動をせずに頭の中だけで考えていたとしたら、
塾講師が自分に合っているとはわからなかったわけである。
いろいろな経験をして、
その経験をもとにして比較することで、
本当に自分に向いていることがわかったのである。
大学生は時間がたくさんある。
だから、その時間を使って、
いろいろな経験をするといい。
やりたいことを片っ端から全部やって、
自分の中に比較材料を作る。
そうすると、何かを決断するとき、
本当に自分が進むべき道が見えやすくなるからね。
最後に。
「高3の人に配ってください」
と言って後輩のためにお菓子を買ってきてくれたり、
「高3の人が合格できますように」
と言って後輩のためにお守りをくれたりして、
ありがとう。
お菓子もお守りも、
高3の生徒たちはすごく喜んでくれたよ。
本当にありがとう。
先輩から後輩へのお守り↓↓↓
またいつでも塾に来てね。
あなたたちが幸せな道を歩めるよう、
尾道から願っています。