私は大学院を卒業して、東京の企業に勤めた。
右も左もわからない新入社員。
同期が500人いて、そいつらと一緒にいることがすごく楽しかった。
会社には社員寮があり、自宅から通えない社員の多くは
その社員寮で生活していたこともあり、
同期とは本当に寝食を共にしていた。
サラリーマン時代、いつも同期たちと一緒にいた気がする。
あるとき、同期500人の中から約30人が選ばれ、
山奥の研修所で3カ月間、
勉強合宿のようなものをしたことがある。
そのときは24時間ずーっと同期と一緒にいた。
一緒に研修を受けて、一緒にごはんを食べて、
一緒にバカ話をして、一緒に風呂に入って、
一緒に笑って、一緒に寝た。
みんなすごく仲が良くて、すごく楽しかった。
今朝、突然東京の友達からメールが来た。
「〇〇くんが亡くなりました。」と。
私が一緒に合宿をした同期の1人だった。
私が転職して愛媛で働いていたとき、
わざわざ東京から遊びに来てくれた同期の1人だった。
本当に辛い。
辛いけど、今生きている自分が、
そいつの分までしっかり生きていかなければならない。
当たり前すぎて忘れがちになるけど、
今生きていることに感謝して、
しっかり前を向いていこうと思う。