数学甲子園の予選が広島市内であり、
去年まで勤めていた学校が近くにあったので、
数学甲子園が終わった後に突然いってみた。
帰りのバスの時間が決まっていたので、
あまり時間がなかったのだが、
たくさんの先生や生徒に会えてうれしかった。
職員室に入っていくと、色々な先生方から声をかけていただいた。
A先生「あれ?今日はどうしたの?」
B先生「また2学期からここで働くんだよねー?」
C先生「仕事、たくさんあるんで回そうか?」
D先生「前もって言ってくれれば飲みにいけたのにー!」
E先生「なんか久しぶりな感じがしないねー。」
などなど。
最近の私の近況や、学校の生徒たちの様子など、
色々なことをお話しさせていただいた。
私が学校に勤めていたとき、一人暮らしをしていた。
料理が面倒な私は、いつも外食をしていた。
で、肉が好きなので、肉ばっかり食べていた。
それを知った教頭先生が、
「野菜を食べんといかん。」
ということで、いつも私に野菜ジュースを下さっていた。
授業や会議から自分の席に戻ってくると、
無造作にパックの野菜ジュースが机の上に置かれているのだ。
それも数本。
私はその野菜ジュースを飲みながら仕事をしていた。
正直、その野菜ジュースはおいしくない。
だって、私は野菜が好きじゃないから。
でも、おいしくないその野菜ジュースを私はいつもがんばって飲んだ。
とてもありがたかったから。
気持ちがうれしかったから。
多分、野菜の栄養よりも、心の栄養をもらっていたのだと思う。
教頭先生と私をつないでくれた思い出の野菜ジュース。
その思い出の野菜ジュースを、
教頭先生がニコニコしながらまた手渡してくれた。
本当にありがとうございます。
教頭先生のほかにも、たくさんの先生方が温かい言葉をかけてくださった。
私にとって、この学校は魅力的な先生がとても多い。
素敵に人がたくさんいる。
またちょこちょこ行きたいと思う。
今度は1泊2日くらいで。
残念ながら私が尊敬しているK先生には会えなかった。
生徒たちが
「今日はもうK先生はいないよー」
と、半分ニヤニヤしながら教えてくれた。
また今度会えたらいいなー、と思う。
みなさん、温かく迎えて下さって本当にありがとうございましたm(_ _)m