昨日は日曜日だったが、
午前中に授業をしてその後に質問に答えたりしていたら、
なんだかんだで昼ごはんが15時になってしまった。
自転車に乗ってささっと昼ごはんを食べに行き、
商店街を通って塾に戻ろうとした。
自転車をこいでいると、
商店街の真ん中で何やらワゴンセールをやってる。
よく見ると、売っている人の中の一人が、高校時代の同級生だった。
何度かこのブログに登場している商店街の若頭Sだ。
私
「おー、がんばって売っとるなー。」
S
「お!何か買っていってくれる?」
よく見るとワゴンの中は鍋とかヤカンとか。
必要なものはなかったのだが、
Sが頑張って売っていたので何か買っていこうと思った。
で、他の商品を見ているとプリンが売ってあった。
私
「プリンがあるじゃん。
んじゃ塾で自習している生徒にプリンを買って帰るわ。」
S
「あざーっす!!」
私
「あ、でも塾におる今の生徒の人数がわからん・・・。」
S
「んじゃ塾に届けるんで、人数を連絡してくれ。」
私
「りょうかい。また連絡するわー。」
というわけで、早速塾に帰って自習している人数を確認した。
何人か帰ってしまったみたいで、
残っていた生徒は全部で8人だった。
Sに連絡をし、私の分も含めて9個お願いした。
このとき、私はSが普通にプリンを持ってくるものだと思っていた。
・・・甘かった。
Sを見くびっていた。
Sが普通に届けるわけがなかった。
・・・・・・・・・・・
数分後
何やら廊下で高3の女子生徒がキャーキャー言っている。
「???」と思っていると、Sが塾に入ってきた。
S
「こんちゃー!!」
私
「!!??
なんじゃそりゃーーー!!」
なんとSは全身サンタクロースの格好をしてきたのだ!!
白いひげまでつけて。
大きな白い袋をかついで。
元々体系が良いので、見た目が本当のサンタだった。
S
「おう!プリン持ってきたで!」
私
「あ、あぁ・・・、ありがとう・・・。」
生徒に見えないようにプリン代金をこっそりサンタに支払った。
コソコソとサンタにお金を払う私。
なんか子供の夢を壊しているような気がする・・・。
サンタに支払いを終えた私はプリンを受け取った。
私が生徒たちにプリンを配っている横で、
サンタが生徒たちに何か配り始めた。
白い大きな袋から取り出して配っていたのは、
お菓子だーーー!!( ̄ロ ̄;)
アメやらガムやらセンベイやら。
何か袋からたくさんお菓子が出てきた。
プリンを配る私と、お菓子を配るサンタ。
その横でゲラゲラ笑い転げている生徒。
なんだこれ?
と思いながらも、まぁ、生徒たちが楽しそうだったので良かった。
いい気分転換になったようだ。
ナイス、S。
一通り配り終わった後、サンタは商店街へ帰っていった。
窓を開けて、帰って行くサンタの後姿を生徒たちと見守っていたのだが、
なんというか、まさに不審者のような後姿だった・・・。
S、ありがとう。
生徒たちに配ったプリン↓↓↓