毎日自習室に来る生徒と、
毎日は来ない生徒がいるのだが、
その差は何かと言うと、
習慣の差だ。
あ、もちろん、
家や図書館などで勉強をしていて
自習室を利用していないっていう生徒は除いてね。
毎日自習室に来る生徒というのは、
「毎日自習室に行く!」
っていうことを自分で決めている。
一方、自習室に来たり来なかったりする生徒は、
「今日は自習室に行こうかな~?家に帰ろうかな~?」
ということを、
学校が終わるごとに考えている。
そうすると、
自習室に行く日もあれば、
帰る日もあって、
ムラができる。
そうなると習慣にならない。
だから、毎日自習室に来るためには、
「毎日自習室に行く!」
ということを決めておけばよいのだ。
そうすると、それが習慣となって、
ムラなく、勉強がバリバリできるようになる。
意志力というものがある。
人は、何かを決定する際に、
意思力というものを使っていて、
1日の中でどんどん意志力を消耗している。
そして、意志力というものは有限であり、
使えば使うほどなくなっていく。
例えば、
服を買いに行ったとする。
アレがいいかな~、コレがいいかな~、
と考えて、
何着かの服を選んで買ったとすると、
それだけで意志力は消耗されているのだ。
で、買い物をしまくった後に、
何か重大な選択をする場合、
判断を誤ることが多い。
意志力が消耗された後だからね。
さて、話しを戻そう。
毎日自習室に来ている生徒というのは、
「毎日自習室に行く!」
ということを決めているので、
意志力を使う必要がない。
勉強にも意志力は必要なので、
意志力がたくさん残っているから勉強がはかどる。
一方、
自習室に行くかどうかを毎日迷っている生徒は、
今日の自習室を行くか行かないかで、
意志力をふんだんに使っている。
もう、それだけで、
勉強のやる気が落ちてしまう。
なので、
本気で勉強をするのであれば、
本気で偏差値を上げるのであれば、
「毎日自習室に来る!」
ということを決めてほしい。
大きな船が舵を1°切るだけで、
進路は大きく変わる。
人生も同じで、
舵を1°切るだけで、
人生は大きく変わる。
今、この瞬間に、
人生の舵を切ることだって
できるからね。