今日は朝から尾北の前で校門配布。
約260部ほど尾北の生徒たちにパンフレットを配ることができた。
みんな気持ちいいくらい受け取ってくれるので、
毎回、尾北はいい学校だなー、と思う。
断るときでもきちんと、
「すみません、いいです。」
と言ってくれる。
無視をする生徒はほぼいない。
さすが尾北。
先生方が日ごろから良い教育をされているのだと思う。
さて、パンフレットと一緒に配ったSさん物語だが、
ブログで公開しようと思う。
まぁ、ワードで打ったやつをコピペするだけだけど。
ではどうぞ。
Sさん物語
「先生、数学のテスト97点でした!!
あとちょっとで100点だったのに悔しい~!!」
前期第1中間テスト後、Sさんが私に言った言葉です。
2012年4月、尾道で宮崎塾を開塾し、
高2で最初に来てくれた生徒がSさんでした。
Sさんは理系で、数学があまり得意ではないようでした。
私「今まで学校のテストで、数学はどれくらい点数が取れてたの?」
Sさん「大体30~40点くらいで、最高でも60点くらいです・・・。」
私「そっかぁ、それはつらいね。
でも、やる気があるからこの塾に来たんだよね。」
Sさん「はい、数学を何とかしたいんです!!」
Sさんがとても真剣だったので、
私はSさんの数学を絶対に伸ばそうと心に決めました。
最初の1カ月間、高2の生徒がSさん1人だったこともあり、
1対1でガンガン数学を教えました。
授業時間は1回90分なのに、3時間以上やったこともありました。
宿題をたくさん出してもSさんは頑張って全部やってきてくれました。
私がどんなにきびしくてもSさんは必死についてきてくれました。
お互いに全力で数学に打ち込み、1カ月が経ちました。
そしてSさんが塾に来てから初めてのテストがやってきました。
前期第1中間テストです。
数学のテストの前日、塾でサクシードを2周解き、
Sさんはテストに挑んでいきました。
テスト後、Sさんに手ごたえを聞くと、
「よくわかりません」
という答えが返ってきました。
数日後、テストが返ってきたときにSさんが私に言ったことが、
最初に書いた言葉です。97点!!!!
私とSさんは一緒にすごく喜びました。
私「やったなー!!97点ってすごいじゃん!!」
Sさん「はい!!ありがとうございます!!
でも100点取れたテストなので悔しいです。」
私「うん、そうかもしれないけど、
今までの点数に比べたら本当にすごいよ。」
Sさん「本当に先生のおかげです。次も頑張ります!!」
これがSさんと私の最初の1カ月の物語です。
それから高2の生徒は何人か増えましたが、
今もSさんは私と一緒に数学を頑張っています。
そして、頑張ったSさんは今回の前期第2中間テストでも
良い結果を出してくれました。
【Sさんテスト結果】
指数対数 93点
ベクトル 90点
私はこう思うのです。
「やる気さえあれば、誰でも数学は伸びる」と。