宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOG進路変更のため・・・

2012.07.25

昨日、ある生徒Aさん(仮名)が話しがあると言ってきた。

「どうした?」と聞いても黙ってうつむくばかり。

しばらくしてAさんは大泣きながら話し出した。

「・・・進路変更で・・・・・私立・・大学に・・・行くこと

 ・・・・にしました。・・・・・だから・・・数学を・・・

 ・・先生と・・・一緒に・・・勉強することが・・できません・・・。」

Aさんは文系の生徒なので、私立大学の受験になると、

基本的に英語、国語、社会しか必要がなくなる。

それで、宮崎塾で勉強したいけど、

これから一緒に勉強できなくなることが辛い、と泣きながら言ってくれた。

Aさんは高3になるまでほとんど勉強をしておらず、

宮崎塾に来てから勉強に対する姿勢が大きく変わった、

と入塾してすぐのときに言っていた。

その言葉通り、毎日自習室で一番最後まで

残って勉強していたのはいつもAさんだった。

そんなAさんが頑張っている姿を見て、

「今日もよくがんばったね。」

と声をかけて、塾を閉めるのが私の日課のようなものだった。

Aさんはこんなことも言ってくれた。

Aさん「・・・私が・・・頑張れたのは・・・・先生の・・おかげなんです・・。

    先生が・・いつも・・・・がんばってるね・・・・って言ってくれたから

    ・・・・私は・・・頑張ることが・・・・できたんです・・・・・・。

    塾で勉強すること・・・が・・・・イヤじゃ・・なかったんです・・・。」

Aさんは話している間、ずっと泣いていた。

そして話しを聞いている私も泣いてしまった。

Aさんは、私立大学に行くということを自分で決めたと言っていた。

だから私はそのAさんの想いを応援したい。

もちろんこれから一緒に勉強できなくなるのはさびしい。

自習室で最後までAさんが頑張っている姿を見て、

「今日もよくがんばったね。」

「先生、まだ私は頑張れていないんです。」

「そんなことはないよ。

 Aさんがよくがんばってることを俺は知ってるよ。」

という何気ないやりとりができなくなるのはさびしい。

でも、大事なのはAさんの将来だ。

Aさんがやりたいことに向かって、努力して努力して、

自分のやりたいことをできるようになってくれたら、

私にとってはそれが一番幸せなのだ。

だからAさんを心から応援したい。

Aさんが塾から出ていく姿を見送っていると、

声にならない声で、最後にとても嬉しいことを言ってくれた。

「・・・先生・・・・・、宮崎塾を・・・・・作ってくれて・・・

 本当に・・・ありがとうございました・・・・・。」

ありがとう、Aさん。

あなたのことはこれからもずっと応援しています。

自習室が使いたくなったらいつでも来てください。

相談があったらいつでも言ってきてください。

大学に行っても、大人になっても、いつでも来てください。

ずっとずっと応援しています。

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