今日、国公立前期試験が終わった。
私にも経験があるのでよくわかるのだが、
試験を終えるとクタクタになる。
頭がぐにゃぐにゃするというか何というか。
そんな風に疲れ切っているはずなのに、
今日、高3の生徒が、
試験が終わったその足で塾に来てくれた。
時間がなかったので10分ほどしか話せなかったが、
話しの中で次のようなことを言ってくれた。
生徒
「先生、宮崎塾を作ってくれてありがとうございました。
もうそれだけで感謝の気持ちでいっぱいです。
きっと他のみんなも同じ気持ちです。」
・・・嬉しかった。すごく。
数学専門塾なので、
2次試験に数学が必要のない生徒は、
センター試験が終わると私の授業を受けなくなる。
もちろん生徒は自習室で勉強をしているので、
相談に乗ったり、チョコをあげたりアメをあげたり、
いろいろとコミュニケーションは取るのだが、
基本的に私にできることは何もなくなってしまう。
だから、高3が猛勉強していて、
必死に必死に頑張っているその横で、
私はただただ見守ることしかできなかった。
センター試験が終わってから、
『何もしてあげれなくてゴメンね』と、ずっと思っていた。
だから今日、高3の生徒が
「先生、宮崎塾を作ってくれてありがとうございました。
もうそれだけで感謝の気持ちでいっぱいです。
きっと他のみんなも同じ気持ちです。」
と言ってくれたことがすごくすごく嬉しかった。
本当にありがとう。
高3専用自習室のタナから、
1人、また1人と、生徒の勉強道具がなくなっていく。
ここの席には〇〇くんがよく座っていたな、とか、
このタナには〇〇さんが勉強道具を大量に置いていたな、とか、
高3専用自習室に行くと、思うことはたくさんある。
今日来てくれた高3の生徒に
「これで終わりだから、本当にさびしいね。」
と私が言うと、
「大丈夫ですよ、休みのときにまた来ますから!」
と生徒が笑顔で言ってくれた。
私よりも生徒の方が大人なのかもしれない。
今までありがとう。
1年後でも、10年後でも、
またいつでも塾に来てね。
私はずっとずっとあなたたちのことを応援しています