大学受験の勉強量はものすごく多い。
でも、
「ちりも積もれば山となる」
ならば、
「山も分ければちりとなる」。
どれだけ量が多くても、
分けてしまえば大したことはなくなる。
1日で英単語1000個覚えるのは難しくても、
50日で英単語1000個覚えるのは難しくない。
単純に割り算すると、1日20語でいいのだから。
もちろん、忘れないように何度も反復する必要があるけどね。
つまり、どれだけ勉強する量が多くても、
勉強にかける時間さえ多ければ、
分割してやることができるのだ。
逆に、勉強にかける時間が少なかったら、
1日あたりの勉強に対する負担はどんどん大きくなる。
当たり前なことなのだが、
なぜかやろうとしない人が多い。
高1の頃からガンガン勉強すれば、
高3になったときにものすごく楽なのに。
だから、今日の授業では、
ある高3の生徒の話しをした。
どれだけの努力をしてきて、
そして、どんな結果になったのか。
そのことを通して、
もっと自習室に来るように伝えた。
もちろん自習室よりも勉強しやすい場所があるなら、
そっちで勉強すればいい。
ただ、勉強という面で、
自習室を上回る環境はほとんどないと思う。
今日から春休みがスタートした。
この長い春休みを使って、
どれだけ未来の自分を楽にしてあげますか?