10月の中旬にさしかかり、
受験が近づいている。
センター試験まで、あと100日だ。
ここから時間の流れを早く感じるようになる。
これまでは、残り143日とか、残り125日とか、
いつも百の位に不動の1があった。
だから、残り日数が減っていても、
百の位の1が安心感を与えてくれていた。
ところが、この1がもうなくなるのだ。
これからは十の位が一番大きい数になる。
残り99日、残り84日、残り73日、など。
十の位はすぐに数字が変わるので、
時間の流れを早く感じるようになるのだ。
残り日数と反比例して、
この時期からどんどん大きくなるのが「不安」。
このままで大丈夫なんだろうか。
自分は大学に受かるのだろうか。
など、受験が迫れば迫るほど不安は大きくなる。
「不安を消すにはどうすればいいですか」
という質問をよくされるのだが、
はっきりと結論を言おう。
不安は消えない。
でも、小さくすることはできる。
不安を小さくするには、
ひたすら勉強することだ。
そうすれば、受験本番のときに、
「これだけやったんだから大丈夫なはずだ!」
とか、
「これだけやってダメならしょーがない。」
とか、
不安を前向きに受け止めれるようになる。
だから、とにかく今は勉強あるのみ。
不安ならその分勉強をすればいい。
他の人は関係なく、自分の中で、
「自分の限界まで勉強をした」
と思えるくらい、勉強をしよう。
センター試験まであと100日。
人生を大きく変える100日。
結果はどうなるかわからないが、
後悔だけはしないように、
限界までがんばろう。