昨日、高3の授業があった。
センター試験までの残りの授業回数を数えてみると、
あと残り14回しかなかった。
2次試験に数学を使う人はもう1カ月伸びるが、
センター試験までしか数学を使わない人は、
14回授業をしたら終わりだ。
今は当たり前のように授業をしているが、
14回授業をしたら、
もうその生徒たちの前で授業をすることは無くなる。
毎年この時期になると、
生徒たちが巣立っていくことを実感せざるを得ないので、
とてもさみしくなる。
センター試験まで残り47日。
受験生はこれからどんどん不安になると思う。
だから、その不安を少しでも取り除ければと思い、
昨日の高3の授業である約束をした。
その約束とは、
「授業の中で必ず1回はためになる話しをする」
というものだ。
もちろん今までも色んな話しをしてきたが、
それを毎回の授業で必ず行うのだ。
実はコレ、簡単なことではない。
笑い話しとか、雑談とか、
その種類の話しであれば話題はたくさんあるが、
「受験生のためになる話し」という種類の話しは、
そんなにたくさんあるものではない。
でも、私はやると決めた。
生徒たちに前向きに受験してもらいたいから。
ちなみに、昨日の授業では、
合格できると確信を持って勉強することがいかに大切か、
というテーマで話しをした。
一生懸命話した。
生徒たちの心に伝わるように。
授業の後に何人かの生徒が、
「今日の話し、良かったです」
と言ってくれたので安心した。
泣いても笑っても残り47日。
悔いの残らないように、
1日1日を大切にしていこうね。