宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOG人間万事塞翁が馬

2014.01.28

昔、中国北方に住む老人(塞翁)の馬が逃げてしまった。

人々が気の毒がると、老人は

「そうですかね~」

と言い、落ち込んでいない様子。

やがて、その馬は駿馬を連れて戻ってきた。

人々が祝うと、老人は

「そうですかね~」

と言い、喜んではいない様子。

その後、馬に乗った老人の息子は、

落馬して足の骨を折ってしまった。

人々がそれを見舞うと、老人は

「そうですかね~」

と言い、落ち込んではいない様子。

一年後、戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。

しかし足を折った老人の息子は、

兵役を免れたため、

戦死しなくて済んだ。

多くの人が知っていると思うが、

「人間万事塞翁が馬」

という中国の故事だ。

今起こっていることが、

プラスと思ってもマイナスかもしれないし、

マイナスと思ってもプラスかもしれない。

短期的な視点だけでは人生は予測がつかない。

自分の行きたい大学に向けて、

勉強は全力でするべきだ。

全力で頑張り抜くことこそが、

受験勉強の大きなメリットの1つだと思うから。

もちろん、結果は合格するに越したことはない。

ただ、もし残念な結果だったとしても、

長期的な視点に立った時、

別の道に進んで良かったと思うことがあるかもしれない。

勉強をしなくていいということではないよ。

もう一度言うけど、

勉強は全力でするべきだ。

ただ、長期的な視点に立った時、

「人間万事塞翁が馬」

という考え方もあるんだということを

知っておいてほしい。

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