ついに今週末はセンター試験本番。
ラストスパートで、
高3の生徒たちは自習室でガリガリ勉強している。
毎年センター直前の時期になると、
高3の生徒たちはピリピリして緊張感が強くなるのだが、
今年は雰囲気がいつもと違う。
良く言えば「リラックスしている」。
悪く言えば「緊張感がない」。
何と言うか、
センター試験直前のビリビリするような空気感が薄い。
もちろん、個々の生徒によって空気感は違うのだが、
全体的に落ち着いている感じ。
例えば、
センター試験直前の塾での数学マーク演習で
あまり良くない点数を取った場合。
去年やおととしだと、
良くない点数を取った生徒の悲壮感がすごかった。
ものすごく落ち込んで、
すすり泣いたり、中には号泣する生徒もいた。
一方、今年はというと、
良くない点数を取った生徒の悲壮感がほとんどない。
良くない点数を取っても、
数分後には友達と笑いあったりしている。
人生を左右する大事な試験なのに、
すごい精神力だなぁと思う。
もしかすると、
表面上は大丈夫なフリをして、
心の中では落ち込んでいるのかもしれないけど。
この空気感がどのような結果をもたらすのか。
リラックスしているから点数が取れた、
となるのか、
緊張感がなかったから点数が取れなかった、
となるのか、
本番を迎えてみなければわからない。
私がどんなにハラハラしても、
受験をするのは生徒たちだ。
だから、生徒たちを信じて、
温かく見守りたいと思う。
センター試験まであと5日。
家族や周りの環境に感謝して、
最後までがんばろうね。