私はほぼ毎日、自習室で勉強をしている生徒たちにおやつを配っている。
チョコ、アイス、ウェハース、クッキー、アメ、など。
いろいろな種類のお菓子を大量に買ってきて、常に保存をしている。
私が生徒たちにおやつを配る理由は大きく2つある。
1つは生徒へのねぎらいだ。
自習室で一生懸命がんばって勉強をしている。
本当に素晴らしいことだ。
だから少しでも生徒たちの役に立てればと思い、おやつを配っている。
もう1つは生徒とのコミュニケーションだ。
誰が、どんな表情で勉強をしているかがわかる。
そして、1人1人に声をかけて少しだけコミュニケーションをとる。
そうすると個々の生徒の状態が何となくわかる。
この生徒はしんどそうだな、とか、この生徒はバリバリやっているな、とか。
だから、おやつを配るのは大事なことなのだ。
配っているおやつはチョコ1個とか、アメ1個とか、
本当にささやかなものなので、
生徒たちは
「まぁ、もらっとくか」
という感じで受け取っているのだと私は思っていた。
で、先日ある生徒とたまたまおやつの話しになった。
その生徒が言うには、
「おやつが配られるときがすごく楽しみなんです!
毎日違うお菓子をもらえるので、その時間が癒しです!」
と。
おぉぅ、びっくり!
そんな風に思ってくれていたのか。
予想以上に喜んでくれているみたいで良かった。
そろそろ暖かい季節だ。
アイスを大量に買い込んでおこうと思う。