宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOG一番わかりやすい資格

2013.07.27

一時期、資格ブームなるものがあったが、

私はまったく興味がなかった。

忙しいアイドルでも取れました、とか、

こんなに簡単に資格が取れます、とか、

意味のないことをやってるなー、と思っていた。

理由は2つ。

1つ目の理由は、

資格は取ってからが大事だと思っているから。

例えば、教員免許を持っている人が全員教員としてプロかというと、

そんなことはない。

現役でバリバリ教員をして、プロになっている人もいれば、

教員免許を持っているだけで、その他の職業についている人もいる。

運転免許にしても、調理師免許にしても、

取った後に活用しなければ意味がない。

2つ目の理由は、

取りやすい資格ほど効果がないから。

例えば、英検5級を持っていたって、誰も何とも思わない。

それは英検5級が取りやすいからだ。

誰でも取れるので希少価値が少ない。

それに対して、英検1級を持っていたら、周囲はすごいと思うだろう。

それは英検1級が取りにくいからだ。

さて、言いたいのはここからだ。

世の中で一番わかりやすい資格は学歴だと思う。

日本では依然として学歴が重要な位置を占めている。

私は転職支援の仕事をしていたことがあるが、

学歴フィルターなるものがあった。

「〇〇大学以上の学歴の人だけ履歴書を受け付けます」

というものだ。

企業側としてはできるだけ優秀な人材がほしいので、

一番わかりやすいフィルターが学歴だったわけだ。

学歴は資格と同じような性質を持っていると思う。

取ってからが大事だし、

取りにくいものほど効果がある。

だから、将来に繋がる大学に入ることが大切だし、

偏差値が高いとされる大学に入ることも大切だと思う。

ただ、学歴は一つの手段でしかない。

学歴がすべてなわけではなくて、

例えば、ピアノのコンクールで全国優勝をするとか、

サッカーでインターハイに行って最優秀選手に選ばれるとか、

人が難しいと思うことを成し遂げるのも一つの手段だ。

もちろん人が難しいと思うことなのだから、相当な努力が必要だ。

だから価値がある。

学歴がすべてではないけど、

学歴は非常に有効な手段の1つなので、

宮崎塾の生徒たちには、しっかり勉強してもらいたい。

そして、その学歴を活かして、

周りの人に喜んでもらえるような存在になってほしい。

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