宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOG竹が強い理由

2013.11.17

今年、台風がいくつも日本に上陸した。

ニュース番組で、木が倒れている様子はたくさん見たが、

竹が倒れている様子は全くなかった。

どんなに強い風に吹かれても、

竹は大きくしなるだけで、

倒れたりはしない。

では、どうして竹は強いのか。

それは一定の間隔ごとに「節」があるからだ。

一つ一つの丈夫な「節」が竹全体を支えているのだ。

人生はこれに似ている。

生きていく中で、

乗り越えなければならない壁に何度かぶち当たる。

この壁を一つ乗り越えるたびに、

自分の人生の中に丈夫な「節」ができる。

もちろん、自分の選択によって、

壁をよけて通ったり、

壁の高さを低くしたりできる。

しかし、そんなことをしたら丈夫な「節」はできない。

高校受験や大学受験、就職活動、重要な仕事など、

節目節目で丈夫な「節」を作っておくと、

その一つ一つの「節」が人生全体を支えてくれる。

台風のような困難が人生に直撃しても、

たくさん丈夫な「節」を持った人生なら、

きっと倒れたりはしない。

丈夫な「節」を作るために大切なことは、

目の前のことを全力でやっていくことだ。

例えば大学受験。

東大に行くことは確かにすごいけど、

本当の本当に大切なのは偏差値ではなく、

自分自身が全力でやりきったかどうかだと思うのだ。

全力でやりきって自分の納得する大学に行ったのなら、

それはきっと丈夫な「節」ができている。

自分の人生の「節」を作れるのは自分しかいない。

大学受験を通して一つの丈夫な「節」を作ることで、

みんなが幸せな人生を歩むことを願っている。

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