数日前、
私が学校の教師をしていたときの卒業生から電話があった。
おの100挑戦隊(おのみち100km徒歩の旅)というイベントの、
協賛企業になってほしいという内容だった。
で、今朝、
その卒業生と、卒業生の先輩の2人が説明に来てくれた。
NPO法人おのみち寺子屋という団体が主催していて、
大学生ボランティアがリーダーとなり、
小学生と一緒に尾道市内のコース100kmを歩きぬくというもの。
準備期間も含めて、
大学生も小学生も、4泊5日の中で成長していきましょう、と。
そんな内容だった。
「1人でも多くの人を幸せにする」
これが私の人生のテーマだ。
そして「おの100挑戦隊」の目的は、
日本を背負う青少年の育成だったので、
私としては非常に共感できるものだった。
もっと世の中を良くしたい、
そんな思いは私の中にもある。
だから、喜んで協賛企業になった。
出資することでしか協力できないことが申し訳ないが、
このような活動を通して、
尾道、広島、日本がもっともっと素晴らしくなってほしい。
さて、少し話しは変わるが、
この卒業生には、
高2、高3の2年間数学を教えた。
今だから言えるが、
まぁ、、、あまり真面目な生徒ではなかった。
数学の素質はすごくあるのに、
いつも眠そうにしていてもったいないなぁ、
そんな印象だった。
そんな生徒だったのに、
今日はビシッとスーツを着てきて、
一生懸命「おの100挑戦隊」の説明をしてくれた。
さらに、去年の活動報告や感想文などをもらったのだが、
その卒業生の感想を読んで驚いた。
去年の「おの100挑戦隊」の感想文など↓↓↓
詳しいことはわからないが、
何やらたくさん失敗をしたみたいで、
もっと準備をするべきだったとか、
申し訳ないことをしたとか、
多くの人への謝罪と感謝の言葉がつづられていた。
・・・すげぇ。
高校生の頃からは考えられない内容。
あんなに授業中に寝ていたのに、
こんなにも成長したのか、と、感動した。
一般的に、失敗は悪いことだとされている。
でも、私はそうは思わない。
失敗するためには行動をしないといけない。
だから、失敗をしたということは、
行動したということだ。
感想文を読んでいて、
たくさん行動したことがよくわかった。
だから成長したな、と思った。
何かの本で読んだが、
「成功の反対は失敗ではない、
成功の反対は行動しないことだ。」
と。
今日は来てくれてありがとう。
成長した姿をまた見せに来てください(^^)
応援してます!!!