宮崎興治の生徒に!保護者へ!塾内日誌!

BLOG感動的な報告 その1

2016.07.07
約4年前、私が宮崎塾を開業したとき、
 
 
「生徒が幸せになる塾を作ろう!!」
 
 
という思いで、塾をスタートさせた。
 
 
 
私の夢は、
 
 
「一人でも多くの人を幸せにしたい」
 
 
ということであり、
 
 
その手段として、
 
 
数学を教えるということを選んだ。
 
 
 
常識的に考えれば、
 
 
数学の塾なので数学だけ教えていればよい。
 
 
それで数学の偏差値が上がり、
 
 
志望大学に合格できれば、
 
 
塾としての仕事は果たしている。
 
 
 
ただ、私はそれだけではいけないと思った。
 
 
いい大学に行って、いい会社に入ったとしても、
 
 
幸せな人生になるとは限らないから。
 
 
だから、数学の偏差値を上げるのは当たり前として、
 
 
宮崎塾を卒業してからも
 
 
生徒たちが幸せな人生を歩めるような、
 
 
そんな塾を作ろうと思ったのだ。
 
 
 
当たり前だけど、
 
 
最初、生徒は0人だった。
 
 
今の大きなビルとは違い、
 
 
小さなテナントの一室を借りてスタートしたから、
 
 
最初は不安でいっぱいだった。
 
 
自習室の机なんて、
 
 
最初は4席しかなかったからね。
 
 
早くこの4席がいっぱいになるといいな、
 
 
と、そう思いながら、
 
 
毎日毎日、誰も来ない塾を掃除していた。
 
 
 
早朝、尾北の坂の下でパンフレットを配り、
 
 
それから塾を掃除する毎日。
 
 
そんな状態だったから、
 
 
最初の生徒が宮崎塾に申し込んでくれたときは
 
 
飛び上がるほど嬉しかった。
 
 
それからポツリポツリと、
 
 
何人かの生徒たちが通ってくれるようになり、
 
 
最終的に宮崎塾の1期生は、
 
 
10人と少しになった。
 
 
 
1期生のみんなは高3で宮崎塾に来たから、
 
 
実質的に一緒にいた時間は
 
 
10か月とか、9か月とか、
 
 
それくらいだった。
 
 
 
数学を教えるのはもちろんのこと、
 
 
私の経験や失敗など、
 
 
いろいろなことを生徒たちに伝えた。
 
 
勉強だけではなく、
 
 
どうすれば幸せになれるのか、
 
 
成功とは何なのか、など、
 
 
そのときの私にできる精一杯のことを
 
 
生徒たちに伝えたつもりだ。
 
 
 
1期生の生徒たちが
 
 
どのように受け止めてくれたのかわかないし、
 
 
そもそも自分がやっていることは正しいのか、
 
 
数学だけを教えた方が生徒たちにとっていいのではないか、など、
 
 
いろいろなことが手探りだった。
 
 
 
そして、4年たった今も、
 
 
自分の信念を持って経営をしてはいるが、
 
 
未だに手探り状態のまま・・・。
 
 
 
 
1期生のある生徒が、
 
 
感動的な報告をしてくるまでは。
 
 
 
 
(つづく)
 
 
 

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